Aillio BULLET R1 V2で「エラー256」?|電圧が低いときの対処法

コーヒーラヴァーのみなさんこんにちは!!

今回はあまり楽しいお話ではありませんが、Aillio BULLET R1 V2のエラーとの闘いの記録をここに残しておきたいと思います

かず

私の経験が誰かの役に立つと嬉しいです!!

噂に聞いたことはあったのですが、一部のaillio BULLET R1 V2ユーザーを悩ませているエラーコードがあるそうです

その名もエラーコード256

これは低電圧によるエラーを示すコードです

まず、アイリオを使うために必要な電源ですが、大きく2つの方法に分けられます

1つ目が、一般の100V電源に変圧器を利用する方法

2つ目が、業者さんに工事してもらい200Vの電源を引く方法

この2つです

私は変圧器に不慣れであり、電圧が安定しないのではないかという不安と、適当な製品を選びきれる自信がなかったため200V電源を引くことにしました

そして元々借りていた焙煎場所では業者さんに引いてもらった200V電源で問題なく焙煎できていました

時は流れ、新居を構えることになったため自宅にも200V電源を引きました

ところが新居で焙煎を始めた頃からこのエラーコード256との闘いが始まったのです

全く焙煎ができないわけではないのですが、

豆のクーリング中にエラー音が鳴ったり

予熱中にエラー音が鳴ったり

エラー音に強いストレスを感じるようになりました

かず

日によってはコンセントを刺した時点でエラー音が鳴り響きます・・・

エラーが出るタイミングもバラバラで、原因を調べましたがよくわからず・・・

Threadsで投稿してみたところ、電圧を確認するようアドバイスをいただきました

電圧の確認方法は至って簡単です

電圧の確認方法
  1. aillioを電源に接続し、パソコンと繋ぐ
  2. RoasTimeを開く
  3. 画面左側アクティブローストのタブ開く
  4. 画面右上のiマークをクリックしてインフォメーション画面を開く
  5. Net Voltageの値を確認する

Net Voltageの値が電圧です

188がこの時の電圧です

時間帯を変えて測定したところ、新居ではこの電圧に変動がありました

こどもが寝てから焙煎をするので測定できた時間帯は限られてしまいますが

21:00〜24:00 180台

6:00〜7:00  190台

という結果でした

カラスくん

え、うちの電圧低過ぎ・・・

オオハシくん

時間帯変えても足りてないね・・・

時間帯によって電圧にムラはありますが、いずれにしても足りていません

調べていて気づいたことですが

日本では200Vの電源を引いた際に±20程度の誤差はあるようです

これが、海外では200V〜230Vが平均的な電圧の範囲となるそうです

つまり、日本の基準では我が家の200V電源も正常の範囲内ではあるのです

Aillio BULLET R1 V2はデンマークで設計されて台湾で製造されているため、今回は日本の基準が通用しなかったということになります

もちろん、地域差もあると思います

かず

私も引越し前は普通に焙煎できていましたからね・・・

アイリオの購入元にアドバイスを求めてみたところ

ファームウェアを変更することでエラーコードを出現しないようにできるかもしれない

というお返事をいただきました

解決策を提示していただけてありがたかったのですが、今回は見送ることにしました

電圧が低いことで本来の火力が発揮できないなど、パフォーマンスが低下するのではないかという不安が大きかったからです

200Vの電源を引いてもダメ、ファームウェアの変更も見送り

最終手段は変圧器の導入です

これはコストがかかるため避けたかったのですが、安定したパフォーマンスのためには避けられないと腹を括りました

導入したのはスワロー電器SU-2000という変圧器です

かず

砂防コーヒーさんにご助言をいただきこの変圧器を導入することとなりました。砂防コーヒーさん本当にお世話になりました!

砂防コーヒーさんのご紹介

砂防珈琲さんでは、2台のaillioとストロングホールドで焙煎した豆を地底1000メートルの倉庫または砂防堰堤の裏の倉庫に置き240時間、音波により低温で豆を揺らしています。

ソニックエイジングと言う方法だそうです。皆さんも是非チェックしてみてくださいね!

砂防コーヒーさんのアドバイスがきっかけで、スワロー電器のSU-2000を導入しました

この商品は日本と海外の電圧差をなくすことができる優れものです

例えば

日本の100V製品を海外で使いたい場合にで200V→100Vに変圧

海外の230V製品を日本で使いたい場合に200V→230Vに変圧

ということが可能です

我が家の場合、180〜190台という不安定な電圧を、安定した200V以上に変圧することができるのです

注文から10日後、変圧器が届きました

カラスくん

”待”ってたぜェ!! この”瞬間
とき
”をよォ!!

やっと焙煎できる

意気揚々と開封しましたが、ここでまた大きな壁が立ちはだかります

コンセントが合わないのです

我が家の200V電源
変圧器のプラグ
かず

嫌な汗が吹き出したことを覚えています・・・

またもやThreadsで教えを乞い、製造メーカーであるスワロー電器にも問い合わせました

導き出された解決策は

変換プラグを使用する

プラグを切断して形状の適したプラグに付け替える(DIY)

この2つです

第一希望は同メーカーの変換プラグを使用することだったのですが

スワロー電器さんでは、海外の200V電源に適合した変換プラグしかありませんでした

そのため

プラグを切断して形状の適したプラグに付け替えるという方法を推奨している

という回答をいただきました

Threadsでも同じ意見が多かったのですが、一部で他社変換プラグ使える説も見られました

DIYを念頭に交換用プラグを探していたところ、こんな商品を見つけました

これは変換プラグです

しかも、変圧器のプラグを我が家の200V電源に差し込めるようになる変換プラグです

スペックは

入力電圧:0〜240V

定格電力:3750W(MAX 250V、15A)

かず

申し分ないこのスペックで791円でした(2025年9月18日時点)

交換用のプラグも調べましたが、700〜1000円程度はするようです

変換プラグの製造メーカーをあまり知らないためプラグ交換が無難な気はしますが、本体のプラグを交換すると変圧器を他の用途では使えなくなるというデメリットもあります

DIYへの不安や、汎用性を残しておきたいケチな性格、変換プラグを使ってみたい好奇心から

悩んだ末に私は変換プラグを購入しました

注文してから3日後、変換プラグが届きました

取り付けた後の見た目はこんな感じです

接続する時は力が要ります けっこう硬かったです

これで挿せる・・・!

でも本当に大丈夫かな・・・?

期待と不安が入り混じります

入力電圧を200Vへ切り替えます

かず

溝がえぐれてしまうので大きめのマイナスドライバーがおすすめです!

変圧器のプラグを200V電源に挿し、Aillio BULLET R1 V2のプラグを220V出力に接続したらスイッチオン!

ブゥゥゥン・・・ピ!!!

きたあああああ!!!

電源は問題なくつきました

肝心の電圧はというと・・・

216V!!問題なしです!!

終わった・・・

引っ越してから約3ヶ月

一時的なものだと思っていた低電圧問題

変圧器と変換プラグ代というサラリーマンの私にとっては大きな金額を支払いましたが

やっとエラーコード256との闘いに勝利しました

カラスくん

よお!今回はさすがに長かったな!!

オオハシくん

時間もお金も使ったね!!

かず

困難を乗り越えた達成感がすんごいことになってる

電圧問題解消後の焙煎の様子も公開したいのですが、実はこどもの夜泣きで焙煎ができていません

なので、ひとまずは安定した電圧を手に入れたところまでで今回の記事は終わりにしたいと思います

焙煎できたらまた記事を挙げたいと思いますので、引き続き読んでもらえると嬉しいです!

それではまた次の記事でお会いしましょう またね!!

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